
ホームへ戻る
NTFSアクセス許可
NTFSと名前がつくことから、これはNTFSフォーマットされたドライブ上でしか使用できま
せん。これは共有アクセス許可より強力で、細かいアクセス制御、フォルダ・ファイル単位
でのアクセス権の設定、またネットワークユーザーだけでなく、ローカルのユーザーにも
適用されます。
アクセス権の設定方法は、アクセス権基礎(1)でも説明しましたが、復習しましょう。
同じように、フォルダを右クリック→[共有]で「このフォルダを共有する」をチェック
し、適用をクリック後、[セキュリティ]タブの画面でオブジェクトに対しての各ユーザー
やグループのアクセス権を設定します。
次にアクセス権の種類を見てみましょう。
- 読み取り
内容の表示と、アクセス許可の読み取り、属性の読み取り、所有権
の閲覧ができます。つまり、内容の表示とそのプロパティが見れます。
- フォルダの内容の一覧表示
読み取りの中の、アクセス権や所有権が見れなくなったもの。
ファイルに対してはこのアクセス権は表示されません。
- 読み取りと実行
読み取りに加えて、その中にある実行ファイルを実行することも可
。
- 書き込み
読み取りに加えて、ファイルに対しての変更、新規ファイル・フォルダの作成、属性の書き
込み・アクセス権の読み取りも可。
- 変更
書き込みに加え、削除が可。他は読み取り・書き込みにでき
るすべてのことが出来ます。
- フルコントロール
変更と比べると、所有権の取得・アクセス権の変更が出来る
。
これらの他に、特殊なアクセス許可というのもあります。特殊というと何やら全然違う物
のように感じますが、何のことはない、上で説明したアクセス許可をもっと細かく分類分け
して、細かく設定できるようにしたものです。
この設定は、
- アクセス権を設定するオブジェクトを右クリック→[プロパティ]をクリックし、[セ
キュリティ]のタブを表示します。

- 下のほうにある[詳細]ボタンをクリックします。
- 新たに出てきた画面の[アクセス許可]タブ内の[表示/編集]ボタンをクリックします
。

- こんな感じの画面が出てくるので、割り当てたいアクセス権を設定して画面をOKで閉
じていきます。

トップに戻る
所有権
ファイルやフォルダを作成すると、そのオブジェクトに対しての所有者というのが決めら
れます。これは、オブジェクトを作成したアカウントが所有者になります。
これによって、例えば次のことが適用されます。
- 管理者さえ、そのオブジェクトにアクセスできなくなった場合
、所有者がアクセス権を割り当てられる。
- ディスククォータを設定した場合の計算
ま。他にもたくさんあるでしょうが、今の段階でパッと思いつくのはこれくらいです。
これは余談ですが、ぴよのお友達があるサーバーの管理をやってまして、そこでアクセス
権の変更だかを頼まれたらしい。新入社員だった彼は、Administratorのアクセス権も削除し
ちゃったそうな。で、本当に会社に入ったばかりだった彼は、コソコソ暇をみてはどうすれ
ばいいか調べてたらしいんですが、結局諦めて聞いたら所有権の取得という方法を使ったと
の事。
非常にあほらしくて面白い話ですが、今まで勉強した中で、ぴよが一番所有権に対して重
要感を持ったエピソードでした。
余りにもステキなエピソードですので、彼の辿った操作をここで見てみましょう。
アクセスできないファイルでの所有権の取得
- 「新しいフォルダ」で例にあげます。このフォルダからすべてのユーザーやグループ
のアクセス権を削除していきます。
※ この際、親フォルダから継承しているのでアクセス権を削除できない
という表示が出てくる事がありますが、こんなときには下の「継承可能なアクセス許可を親
からこのオブジェクトに継承できるようにする」のチェックを取ります。

- 上の欄に何も表示がなくなったところで、[OK]をクリック。するとこんなメッセージ
が出てきます。
ぴよの心の声:ここで気付かなかったんでしょうか…。

- とりあえず、上のメッセージでは[はい]をクリックします。
その後、ファイルにアクセスしようとしたときにはこんなメッセージが…。アクセスできな
くなってますね。慌てたことでしょう。

- 悶々と悩んだ末、所有権を取得すればいいとアドバイスをもらった彼は、再度「新し
いフォルダ」のプロパティを開き、[セキュリティ]タブの下の部分の[詳細]ボタンをクリッ
クします。

- 次に出てきた画面で[所有者]タブを開きます。
この画面の上に出ているのは現在の所有者(ちょっと会社のPCという関係上Administratorに
なっていますが…。違う場合もあるってことで想像してね)、そして下の欄は所有権を取得
する権限のあるユーザーが選択されています。

- 下の所有者の変更欄から所有権を取得するユーザーを選択し、画面の下の方にある
「サブコンテナとオブジェクトの所有者の置き換え」にチェ
ックを付けて[OK]をクリックします。
- こんなメッセージが出てきてビックリしますが、まー屈せず[はい]

- またもやこんな画面になるので、今度はアクセス権をちゃんと設定しましょう。

- 以上です。これでこのフォルダ内にアクセスできるようになるってワケ。所有権って
便利ですね!!
トップに戻る