まず、解説に入る前に、Windows2000もしくはXPをお使いの方は[マイコンピュータ]右クリック→[管理] →[ディスクの管理]と開いてください。使ってるPCのハードディスクの構成によりますが、大体下のような画 面が出てきたと思います。
画像の下の部分のディスク0のところを見てください。「ベーシック」と書いて あります。これは、ベーシックディスクといって、Windows2000や2000Server、XPをインストールしたときに出 来る、基本的なディスクの形式です。
ただ、これは基本的なディスクの形式で、サーバーとしてのディスクの機能を充分発揮できるものではあり ません。もう一つのディスクの形式として「ダイナミックディスク」というものが あります。これは、Windows2000シリーズから新しく導入された概念で、つまり、下位互換性はありません。下 位互換性…そう、つまり、98SEとかNTからは見えないって事!!ちょっとネックで はありますね。
ちなみに、もう一つ。これは注意なんだけど、「ディスクの種類」と「ファイルシステム」は違います。
つまり、ディスクの種類はベーシック・ダイナミックと種類があるんだけど、ファイルシステムはFAT・FAT32・
NTFSと種類がある。ちなみにダイナミックディスクでもNTFS以外のファイルシステムは使えます。た・だ・し!
!かなり機能制限されるけど。
ダイナミックディスクのメリットさて、上でサラッと書いたダイナミックディスクの「色んな機能」。どんなものがあるんでしょうか?
ちょっと見てみましょう。
まず、大きなメリットが3つ。
今までのディスク管理には(例えばNT)、ディスクの構成情報などはレジストリに格納されてたの。でも、 そうするとOSがインストールされたディスクがおかしくなった時には、正常な頃のレジストリのバックアップが 無きゃ、OSの再インストールしても他のHDDさえもアクセスできないでしょ??(下図参照)
で、そのデメリットを解消するのがこの1MBの役割。これはLDMデータベースって
言って(別に覚える必要なし)各ダイナミックディスクごとにそのコンピュータのディスクの構成データを保存
しているの。だから、たとえシステムドライブが故障してOSをインストールすることになったとしても、構成情
報は別なディスク上にあるから、アクセス可能ってわけ。便利でしょ?
イメージするとこんな感じ?

ダイナミックディスクへのアップグレードこれは、サラッと通して眺めてください。別にこんなの実機があれば勘でできます。実機がない方、もしくは実機があってもダイナミックディスクにしたくない方のために載せました。







ベーシックディスクへのダウングレードこれは、はっきり言って出来ません。
出来ないというか、データをバックアップしておいて、一回全部領域を削除してからじゃないとベーシックディ
スクに戻せないの。OS入ってるとそこは消せないから、再インストールすることに…。
ちなみに、余談なんだけど、メーカー製のPCだとダイナミックディスクにするとリカバリできなくなったりする
らしい。
ディスクの追加他のコンピュータ上で使ってたハードディスクを持ってきて、取り付けて使用することが出来るの。普通は
電源切ってから取り付けて…ってやるんだけど、ホットスワッピング対応なら起動してるときもOK!!
ちなみにこの時、ディスクの管理で「異形式」と表示されることがあります。その
時は表示されているディスクの上で右クリック→「形式の異なるディスクのインポート」
を選択すればOKです。