RAIDとは簡単に言うと、複数のハードディスクを利用して、ハードディスクの性能や信 頼性を高める技術です。RAIDには現行RAIDレベル0〜6までありますが、その中であまり使われないで廃 れてしまったものや、そこいらじゅうのサーバー機で使用されている技術もあります。
ちなみに、コンピュータ技術ではありがちなんですが、RAIDにもハードウェアRAIDとソフトウェ
アRAIDがあります。ハードウェアRAIDとは、物理的にディスク・アレイ・カードを積んでいるコン
ピュータによるRAIDであり、さすがハードウェアだけあって、回路がほとんどやってくれますから、コストはか
かってもパフォーマンスがいいというわけです。
そして、ソフトウェアRAID。Windows2000 Serverに搭載しているRAID機能もこれ
です。そう。プログラミングされていて、その機能を使用してRAIDが動いているというわけです。これ
は、ハードウェアRAIDに比べるとパフォーマンスが落ちますが、その分、コストがかから
ないってわけです。
あともう一つ。
注意点としては、RAIDは基本的に同じ種類のハードディスクで構築するものです。違う種類だと、容量や転送速
度に悪影響が出てしまう場合があります。
データを特定のサイズに分割し、それを複数のハードディスクに分散して同時に書き込 み、読み込みを行うことで書き込み、読み込み速度を高速化させる機能です。ハー ドディスクの必要台数は2〜32台です。本当に単純に言うと、台数が多くなれば書き込み・読み込み速度 も速くなる。
ただし、これはフォールトトレランス機能はありません。
つまり、ディスクが1台壊れたら、そのドライブのデータはすべてパー。…と言うことは、重要なデータ
を保存する用というよりも、アクセス速度の高速化を要求されるときにストライプは有効です。なんたって、障
害耐性は1台のハードディスクを使うより悪いんだから…。
ミラーは有名ですね。ミラーは図にするまでもありません(疲れたので、ぴよは図を省略)。
書き込み時に、2台のハードディスクに同じように書き込みをします。…という ことで、2つのディスクに書き込みをするわけだから若干処理速度は落ちる。でも 、1台のハードディスクが故障しても、もう一台のデータがあるから、データは守られるってわけ。つーことで 、フォールトトレランス有り。ちなみに2台のディスクに書き込むって事は、必要なディスクは2台です。
あと、注意することって言うと、2台に丸々同じデータが書き込まれるってわけで、どうしてもディスクの無駄(オーバーヘッドと呼んでいる)が50%出てしまいます。つまり、故障す りゃ、ミラーリングやってて良かったってことだけど、故障しなきゃ50%の無駄って事。
あともう一点。これはシステムドライブに使えます。そう。つまりCドライブなどのOS が入っているシステムドライブにフォールトトレランス機能が使えるものは、2000Serverの機能だとミラーしか ありません。注意。
これは、RAID0(ストライピング)を応用した技術です。ストライピングはデータを分散して書き込みをする 分、書き込み・読み込み速度を上げますが、フォールトトレランスは期待できません。しかも、1台が故障する だけで全部パーってことは、障害耐性はかえって悪くなると言う難点がありました。
それをクリアするのがこの技術で、データを分散しながら、パリティ(冗長性とも言う )という、ハードディスクが故障したときに復旧する用のデータみたいなものがあり、それも各ハードディスク に分散して書き込みます。そのため、フォールトトレランスはありますが、1台の ディスクが故障したときまでっていう制限つきで、2台おかしくなるともうダメ。
書き込み速度はパリティを計算しながら書き込むので遅く、読み込みはパリティなんて関係ないので早いで す。ちなみに、1台がおかしくなって、修復していないときは、勝手にOSが認識して正常なハードディスク内の パリティを計算しながら書き込み・読み込みを行うので、いっきに処理速度は落ちます。
あと、気になるのはディスクの無駄ですが、これは何台あったとしても、その内の1台が無駄になります。 RAID5で使用できるディスク台数は3〜32台なんだけど、3台だったとしても1台が無駄、32台だったとしても1台 が無駄…って計算すればいいってわけ。台数が多ければ多いほどいいってわけね。
これは、名前のとおりです。別になんてことないドライブです。ダイナミックディスク にして、小細工してない普通のドライブはこれです。
これは、シンプルボリューム(or セット)を複数個足したもの。
ダイナミックボリュームの利点として、シンプルボリューム、つまり何の変哲もないドライブの容量が足りなそ
うになったら、データを削除せずにもう一つのドライブを継ぎ足し出来るって言う機能がありました。それです
。それ。2〜32台までいけます。