Windows 2000 Serverで使用できる、フォールトトレランス(障害耐性)がある種類は、
ミラーセット(ベーシックディスク上)これは、Windows NT Server4.0時代からのアップグレード時にミラーセット (ベーシックディスク上だと「セット」という単語が付きます)になります。
ディスクの管理用語として、フォールトトレランスを行うために用意されたデータを「冗長」と
いうんですが、フォールトトレランス機能を搭載していて、1台が故障すると「
冗長の失敗」という表示が出ます。
ミラーの場合はどっちも同じものが保存されているので、どっちが故障しても「冗長の失敗」という
表示になるわけですね。
1台が故障しても、もう1台にはデータが丸々あるので、そのまんま引き続き利用できます。で も、その時点で1台のみとなっているため、フォールトトレランスではありません。よって、再度フ ォールトトレランスを構築するために早めに復旧させます。
★ 復旧手段
RAID5セット(ベーシックディスク上)これは、Windows NT Server4.0時代からのアップグレード時にRAIDセット( ベーシックディスク上だと「セット」という単語が付きます)になります。
これも、ミラーセットと同じように1台が故障すると「冗長の失敗」
と表示されます。1台故障するとそれをすぐに検出し、他のディスク上にあるパリティ情報を計算し
ながら、読み込み・書き込みが行われるので、いっきなり処理速度が落ちます。
使えるには使えるんですが、処理速度が遅いことと、フォールトトレランス機能がなくなってしまう
ので、早く状態を正常にします。
★ 復旧手段
ミラーボリューム(ダイナミックディスク上)2台のうち1台のディスクが故障すると、各領域には「冗長の失敗」
、そしてディスク自体には「不足」「オフライン」「エラー」などと表示されます。
これも、この時点では正常なディスクだけで機能していますが、1台だめなわけですので、フォール
トトレランス機能はなくなってしまっています。よって、早めに復旧手段を使って復旧します。
★ 復旧手段
RAID5ボリューム(ダイナミックディスク上)複数台あっても、故障して復旧できるのは1台が故障したときまで です。2台目からはダメ。この場合はバックアップデータから復旧しないといけない。
また、実際1台が故障すると、故障したことをOSが認識し、そのディスクにはアクセスしないよ うにします。書き込みも他のディスク、読み込みにいたっては故障したディスクの分を、他のハード ディスク上のパリティデータから読み込もうとするので、処理速度は極端に遅くなります。
で、これもご多分に漏れず、1台ダメになるとフォールトレランス機能はなくなります。だから 、早めに復旧手段を取ります。
★ 復旧手段
復旧手段のまとめダラダラ書いていても、何が何やら整理が付かない人もいると思います。大体ぴよもそうだった し。つーことで、簡単に表を作って見ました。表にすると納得だったから、結構頭の中整理できると 思います。
| エラー表示 | 最初の手段(物理障害無) | 次の復旧手段 | |
|---|---|---|---|
| ミラーセット | 「冗長の失敗」 | 「ボリュームの修復」 | 「ミラーの再同期」 |
| RAID5セット | 「冗長の失敗」 | 「ボリュームの修復」 | 「パリティの再生成」 |
| ミラーボリューム | 「冗長の失敗」 | 「ディスクの再アクティブ化」 | ミラーの削除(シンプルボリュームに)→ディスク交換後「ミラーの追加」 |
| RAID5ボリューム | 「冗長の失敗」 | 「ディスクの再アクティブ化」 | ディスク交換後ボリュームの修復 |